東京為替:ドル・円は反落、米雇用統計を好感も失速
8日午前の東京市場でドル・円は反落。前週末に発表された米雇用統計の強い内容を好感したドル買いが先行し、一時135円29銭まで上昇。しかし、ドルはその後、上値の重さを意識した売りが強まり、朝方の安値を割り込み正午にかけて134円70銭台に下げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は134円76銭から135円29銭、ユーロ・円は148円63銭から149円08銭、ユーロ・ドルは1.1014ドルから1.1037ドル。
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合・議事要旨(3月9-10日開催分)
「安定的な賃金と物価の上昇が維持されれば伸び率が高くていいとはならない」(複数)
「社債市場、発行年限の短期化や銀行貸し出しへのシフトもあり引き続き注視」(ある委員)
《TY》