NY外為:ドル軟化、債務上限引き上げに失敗したら損傷に=米シカゴ連銀総裁
米シカゴ連銀のグールズビー総裁はヤフーファイナンスとのインタビューで「6月の金利決定を判断するのは時期尚早」との考えを示した。さらに、債務上限引き上げに失敗した場合、大きな損傷になると言及。イエレン財務長官も週末のインタビューで債務不履行が金融市場に大惨事をもたらすと、警告している。
また、米4月NY連銀消費者調査によると、1年期待インフレ率は+4.45%と3月+4.75%から低下したものの、3年期待インフレ率は2.89%へ、3月2.78%から上昇するまちまちの結果となった。
外為市場ではドル売りが再燃。ドル・円は135円20銭から134円64銭まで下落し、日中安値圏で推移。ユーロ・ドルは1.1012ドルまで下落後、1.1028ドルへ反発した。
《KY》