東京株式(前引け)=反発、主力株中心に買われ2万9000円台回復

市況
2023年5月9日 11時45分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比223円68銭高の2万9173円56銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億2645万株、売買代金概算は1兆5025億円。値上がり銘柄数は1470、対して値下がり銘柄数は291、変わらずは72銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株中心に幅広くリスクを取る動きが活発化し、日経平均はフシ目の2万9000円台を回復した。前日の米国株市場は主要株価指数が高安まちまちだったものの、下値不安が和らいだことで東京市場では先物主導で買い優勢の流れとなった。半導体関連や鉄鋼株が買い戻され全体相場を押し上げている。個別には好決算を発表した銘柄を中心に買いが集まっている。値上がり銘柄数は全体の8割に達した。売買代金も前引け時点で1兆5000億円強と高水準。

個別ではレーザーテック<6920>がしっかり、JFEホールディングス<5411>、日本製鉄<5401>など鉄鋼株も買われた。日本郵船<9101>など海運株も堅調。三井物産<8031>も上昇した。東京鐵鋼<5445>が続急騰、マクニカホールディングス<3132>も値を飛ばしている。半面、HOYA<7741>が軟調、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も売られた。ユニ・チャーム<8113>も安い。ウェルネット<2428>、リコー<7752>などが大幅安。ブラザー工業<6448>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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