コヘラスが決算受け下落 「Udenyca」が低迷=米国株個別
バイオ医薬品のコヘラス・バイオサイエンシズ<CHRS>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を下回った。バイオシミラーの「Udenyca」の低迷による売上高の未達を示したことで、アナリストからも同社が示した見通しの質について懐疑的に見ている。
第1四半期はやや期待外れだった。「Udenyca」は市場シェア低下と在庫調整の継続により、売上高が35%減少した。引き続き同社には、ほとんど証明されていない免疫腫瘍学のパイプラインを含む、多くの不確実性が見込まれるとも語った。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.96ドル(予想:-0.64ドル)
・売上高:3240万ドル(予想:4590万ドル)
(通期見通し)
・売上高:2.75億ドル以上
(NY時間10:32)
コヘラス<CHRS> 6.07(-2.08 -25.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美