3Dシステムズが決算受け下落 追加の人員削減も発表=米国株個別
3Dプリンターの3Dシステムズ<DDD>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想よりも膨らんだことや、売上高も予想を下回った。通期見通しも公表しており、EBITDAの見通しを上方修正した。
同社はまた、追加で全従業員の約6%の人員削減を行うと発表。これに伴う費用として、今年度に350万-450万ドルの費用を計上する一方、今年度に400万-600万ドルの経費削減が達成されるとも語った。2024年度には年間で約900万-1100万ドルの節約になると述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.09ドル(予想:-0.08ドル)
・売上高:1.21億ドル(予想:1.28億ドル)
製品:0.84億ドル(予想:0.93億ドル)
サービス:0.37億ドル(予想:0.35億ドル)
・粗利益率(調整後):39%(予想:40.3%)
・EBITDA(調整後):-1010万ドル(予想:-365万ドル)
(通期見通し)
・売上高:5.45~5.75億ドル(予想:5.57億ドル)
・粗利益率(調整後):40~42%(予想:41.8%)
・EBITDA(調整後):200ドルもしくはそれ以上(従来:損益均衡もしくはそれ以上)
・FCF:損益均衡もしくはそれ以上を維持
(NY時間11:05)
3Dシステムズ<DDD> 8.44(-0.65 -7.17%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美