トゥイリオが決算受け時間外で12%安 第2四半期の売上高見通しが予想下回る=米国株個別

材料
2023年5月10日 5時54分

クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を大きく上回った。ただ、株価は時間外で12%の大幅安。第2四半期のガイダンスも公表し、売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。

同社は声明で「第1四半期に着手した業務・組織改革は成果をあげつつあり、チームは集中的に業務を遂行。有意義な収益への道を加速することが可能となった。事業全体で大幅な効率化を推進した」と述べている。ローソンCEOは「厳しいマクロ環境を経験し続けていることは間違いない。売上高のガイダンスはこれらの逆風を反映したものだ」と語った。

同社は収益性改善に注力してきた。2月には第2弾の人員削減を発表し、人員削減率は約26%となり、業界内でも最も急激な削減となった。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.47ドル(予想:0.21ドル)

・売上高:10.1億ドル(予想:10.0億ドル)

・アクティブ・アカウント数:30万件(予想:29.4万件)

(4-6月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.27~0.31ドル(予想:0.29ドル)

・売上高:9.80~9.90億ドル(予想:10.5億ドル)

(NY時間16:44)時間外

トゥイリオ<TWLO> 48.80(-7.20 -12.86%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.