シグマクシスがマド開け急騰、24年3月期も2ケタ成長で最高益更新続く
シグマクシス・ホールディングス<6088>は商いを膨らませ、マド開け急騰となった。同社は9日取引終了後に23年3月期の決算を発表、営業利益は前の期比17%増の32億3500万円と好調で連続過去最高利益を更新、続く24年3月期も前期比19%増の38億5000万円と2ケタ成長を継続する見通しとなった。更に年間配当は前期実績に4円上乗せした20円を計画している。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が活発化するなか、新興コンサルながらDX案件に強みを持つ同社の活躍余地が広がっており、業績に反映させている。これを好感する買いを呼び込んだが、テクニカル的にも直近5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現するとともに、中長期波動の分水嶺である75日線を大きくマドを開け上に抜けたことで、大勢底入れを明示している。