フクシマガリが大幅続伸、23年3月期業績は計画上振れ
フクシマガリレイ<6420>が大幅続伸している。9日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が従来予想の971億5900万円から1049億9600万円(前の期比9.3%増)へ、営業利益が86億8500万円から114億8500万円(同17.1%増)へ、純利益が60億6600万円から86億5400万円(同5.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
冷凍冷蔵庫販売で、外食産業の需要回復により飲食店及び宿泊施設向けの汎用冷凍冷蔵庫の売り上げや、店舗での食品加工やテイクアウトの需要が継続したことによるブラストチラーや冷凍冷蔵ロッカーなど高付加価値製品の売り上げが増加したことが要因。また、スーパーマーケットやコンビニベンダーを中心とした食品工場、プロセスセンターへの設備投資が活発なことから、大型パネル冷蔵設備販売の需要も堅調に推移したという。