ディズニーが決算受け時間外で下落 ディズニー+の加入者が2四半期連続で減少=米国株個別
ディズニー<DIS>が引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を下回った。売上高は予想範囲内。ディズニー+の加入者は2四半期連続で減少しており、予想も下回った。同社は12月にディズニー+に新しい広告付きメニューを導入し、その過程で広告なしバージョンの料金を38%引き上げて月額11ドルにした。売上げは増加したものの、この措置は同社に損失を与えている。
アイガーCEOは声明で、「持続的な成長と成功のための戦略的改革を反映し、動画配信事業の業績が改善したことを含め、第2四半期の成果に満足している」と述べた。ストリーミング事業の損失は6.59億ドルに縮小した。
株価は発表直後に時間外で売買が交錯したものの、次第に売りが優勢となっている。
(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.93ドル(予想:0.94ドル)
・売上高:218.2億ドル(予想:218.2億ドル)
メディア・エンターテインメント:140.4億ドル(予想:141.6億ドル)
パーク・リゾート・消費者向け製品:77.8億ドル(予想:76.7億ドル)
・営業利益:32.9億ドル(予想:31.8億ドル)
・ディズニー+加入者:1.58億人(予想:1.63億人)
・ESPN+加入者:2530万人(予想:2550万人)
・Hulu加入者:4820万人(予想:4860万人)
・ディズニー+ARPU:4.44ドル(予想:4.36ドル)
(NY時間16:23)時間外
ディズニー<DIS> 98.69(-3.49 -3.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美