Uアローズが急伸し年初来高値を更新、上限4.6%の自社株買いなどをポジティブ視
ユナイテッドアローズ<7606>が急伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.6%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて今期の増益・増配見通しを示しており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。
自社株の取得期間は5月11日から7月31日まで。また、同社は前期の年間配当をこれまでの予想から15円増額したうえで、今期の年間配当予想については前期比8円増配の55円とした。今期の売上高は前期比6.3%増の1383億円、最終利益は同11.2%増の48億3000万円を見込む。ユナイテッドアローズで新規出店9店舗、退店4店舗を計画、コーエンで退店3店舗などとし、全体で期末店舗数は300店舗を見込む。