FDIC、米大手銀に数十億ドルの追加料金を課す計画=米国株個別

材料
2023年5月11日 23時59分

米連邦預金保険公社(FDIC)はきょう特別査定を発表し、預金保険基金を補充するため、米大手銀に数十億ドルの追加料金を課す計画を明らかにした。この措置は、3月に破綻したSVB、シグネチャー銀の2行のすべての預金に保険をかけるという異例の措置を実施したことに起因する。FDICは、通常25万ドルまでの口座にしか適用されない預金保険基金が約158億ドルの損害を被ったと見積もっている。

この計画はまだ理事会の投票が必要で、最終決定までに今後数カ月間で微調整される可能性がある。しかし、FDICは大手銀がそれを負担することになることを明らかにした。

500億ドル以上の資産を持つ金融機関が手数料の95%を負担し、50億ドル未満の金融機関は負担する必要がないと発表した。FDICのグルーエンバーグ会長は声明で、「保険に加入していない預金を大量に持つ大手銀が最も恩恵を受けた」と述べた。

支払いは来年から四半期ごとに8回に分けて行う可能性があり、FDICは米国内の数千の銀行のうち113の銀行が支払う必要があると予測している。

(NY時間10:44)

JPモルガン<JPM> 135.92(-0.56 -0.41%)

シティグループ<C> 45.74(-0.64 -1.37%)

バンカメ<BAC> 27.15(-0.17 -0.62%)

ウェルズ・ファーゴ<WFC> 38.20(-0.08 -0.21%)

ゴールドマン<GS> 320.67(-1.88 -0.58%)

モルガン・スタンレー<MS> 82.36(-1.36 -1.62%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.