ニーズウェルが続急伸、5月末を基準日に1株を2株に株式分割へ
ニーズウェル<3992>が続急伸し年初来高値を更新している。11日の取引終了後、5月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家により投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上、出来高の増加及び投資家層の拡大を図るという。
同時に発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)連結決算は、今期から連結決算に移行したため前年同期との比較はないものの、売上高41億8000万円、営業利益5億9300万円、純利益4億500万円だった。積極的な資本・業務提携などにより販路が拡大し顧客基盤が増強したことに加えて、生保向けDX化・医療関連案件、ニアショア拠点を活用した金融系マイグレーション案件が順調に推移した。また、社会インフラ向けセキュリティー関連で一括請負案件が増加したことも寄与した。
なお、23年9月期通期業績予想は、売上高90億5900万円、営業利益10億400万円、純利益6億7900万円の3月15日に発表した修正値を据え置いている。