ブティックスが急反発、5月末を基準日に1株を2株に株式分割へ
ブティックス<9272>が急反発し年初来高値を更新している。11日の取引終了後、5月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げ株式の流動性を高めることで、投資家により投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図ることが目的という。
同時に発表した24年3月期連結業績予想は、売上高47億2800万円、営業利益10億1800万円を見込む。今期から連結決算に移行するため前期との比較はできないものの、通年開催のオンライン展示会と、年複数回開催のリアル展示商談会をシームレスに融合したハイブリッド展示会であるDXPOの拡大で展示会事業の大幅な増収増益を見込む。
なお、23年3月期単独決算は、売上高30億4700万円(前の期比45.7%増)、営業利益9億4500万円(同61.2%増)だった。