NTTが後場に下げ転換、1対25の株式分割「真意つかむのに時間必要」との声

材料
2023年5月12日 14時08分

日本電信電話<9432>が後場に下げに転じた。この日、23年3月期の連結決算とともに、7月1日(実質的に3日)を効力発生日として、1株を25株に分割すると発表した。5月11日終値を基準とすると、株価は160円台となる。24年から新たなNISA(少額投資非課税制度)が導入されることを踏まえ、投資単位あたりの価格を引き下げて、投資家層を幅広い世代に拡大することなどを狙う。

同社は、東京証券取引所が示す望ましい投資単位の水準(5万円以上50万円未満)からは外れることとなるとしながらも、単元未満株主が増加している現状などを踏まえて決定したという。もっとも市場では「なぜ25分割まで行うのか、真意をつかむのには少々時間が必要だ。小口の売却が続くことも想像され、需給面で必ずしもプラス効果があるとは言い切れないのではないか」(国内証券アナリスト)との声が出ていた。

NTTは24年3月期の業績予想も開示した。営業収益は前期比0.6%減の13兆600億円、最終利益は同3.5%増の1兆2550億円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する計画。底堅い決算への期待から直近の株価には上昇圧力が掛かっていたこともあり、発表を受けて利益確定売りが膨らんだようだ。

今期の年間配当予想は株式分割前のベースで125円(前期は120円)と、実質増配の計画となる。更に27年度にEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を22年度比で20%増などとする新たな中期経営戦略も公表した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.