アクリートがS安ウリ気配、第1四半期43%営業減益、コロナ関連特需減少響く
アクリート<4395>がストップ安の1401円水準でウリ気配となっている。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算で、営業利益が1億8700万円(前年同期比42.9%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
ベトナム子会社であるベトガイズの売り上げが第1四半期から計上されたことにより、売上高は14億5400万円(同16.2%増)と増収となったが、前期にあった新型コロナウイルス陽性者への連絡手段での一時的な売り上げが減少したことにより売上総利益が減少し、営業利益は減益となった。
なお、23年12月期決算は、売上高77億8400万円(前期比25.7%増)、営業利益11億6800万円(同0.4%減)の従来見通しを据え置いている。