ダウ平均は横ばい 小売大手の決算や米債務上限問題の行方を見守っている状況=米国株前半

市況
2023年5月16日 1時47分

NY株式15日(NY時間12:36)

ダウ平均   33293.12(-7.50 -0.02%)

ナスダック   12336.20(+51.46 +0.42%)

CME日経平均先物 29820(大証終比:+150 +0.50%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいでの推移。取引開始前に発表になったNY連銀景気指数がマイナス31.8と予想を大幅に下回り、序盤は売り先行で始まったものの、直ぐに先週末付近まで戻している。今週は小売大手の決算を控え、その内容を確認したい雰囲気のほか、米債務上限問題の行方を見守っている状況もあり様子見気分が広がっている。

米債務上限問題はバイデン大統領と共和党が妥協点を見い出せるのではとの楽観的な雰囲気が広がっている。大統領は先週末に、「デフォルト(債務不履行)を回避するための交渉は進んでおり、交渉担当者は数日のうちに理解をより深めるだろう」と語っていた。大統領とマッカーシー下院議長(共和)らの議会指導者が16日にも再度会談する予定。

この債務上限問題は定期的に訪れるイベントで、昨年の中間選挙を受けて、ねじれ議会になった時点からこの問題はクローズアップされていた。市場も慣れっこになっているのか、以前のオバマ政権時代に政府機関が一時閉鎖になった時ほどの動揺はない印象。それ以上にバイデン大統領が共和党が要求している歳出削減をどこまで呑むのかを警戒している向きも少なくない。歳出削減が大きいようであれば、景気に影響しかねないと考えているようだ。

NY連銀製造業景気指数(5月)21:30

結果 -31.8

予想 -3.8 前回 10.8

アップル<AAPL> 172.12(-0.45 -0.26%)

マイクロソフト<MSFT> 308.80(-0.17 -0.06%)

アマゾン<AMZN> 110.37(+0.11 +0.10%)

アルファベットC<GOOG> 117.46(-0.46 -0.39%)

テスラ<TSLA> 167.46(-0.52 -0.31%)

メタ・プラットフォームズ<META> 238.94(+5.13 +2.19%)

AMD<AMD> 96.21(+0.95 +1.00%)

エヌビディア<NVDA> 287.88(+4.48 +1.58%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.