フェイスNWがカイ気配切り上げ、今期は連続最高益計画・配当性向35%目標を材料視
フェイスネットワーク<3489>がカイ気配を切り上げている。15日の取引終了後、23年3月期の単体決算とともに、24年3月期の業績予想と中期経営計画、今後の配当方針について発表した。今期の最終利益は前期比25.5%増の20億円と、前期に続き過去最高益を更新する計画。配当性向35%を目標として配当を実施する新たな方針も示し、材料視されたようだ。
今期の売上高は同28.8%増の270億円を見込む。新築一棟マンションGranDuoシリーズの積極的な開発と開発物件の大型化を推進する。不動産小口化商品の販売強化にも取り組む。年間配当は71円を予定。同社は4月1日付で1対2の株式分割を実施した。株式分割を考慮したベースで前期の年間配当は42円。今期は実質的な増配となる見込み。
中期経営計画では、26年3月期に売上高を400億円、最終利益を34億円などとする目標を掲げた。