cottaがS高、23年9月期業績及び配当予想を上方修正
cotta<3359>がストップ高の604円に買われ、年初来高値を更新している。15日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想について、営業利益を6億2000万円から7億8000万円(前期比41.4%増)へ、純利益を4億2100万円から5億4400万円(同36.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を4円から8円(前期4円)へ引き上げたことが好感されている。
売上高は85億1300万円(同3.7%減)の従来見通しを据え置いたものの、同社では客単価上昇を重視する経営戦略にシフトしており、今期は特に客単価の高いBtoB事業に人的リソースや広告宣伝費を集中させたことで、BtoBの顧客獲得が順調に推移した。
同時に発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)決算は、売上高49億4900万円(前年同期比3.3%減)、営業利益6億400万円(同46.0%増)、純利益4億2900万円(同46.9%増)だった。
同時に、26年9月期に売上高118億4200万円、営業利益10億9000万円を目指す中期経営計画を発表した。店舗における仕入れ需要の獲得強化を図るほか、店舗の実務の悩みをワンストップでトータル解決できるサービスの提供を目指すとしている。