F-ブレインが大幅続伸、17万株を上限とする自社株買いを実施へ
フーバーブレイン<3927>が大幅続伸している。15日の取引終了後に上限を17万株(発行済み株数の3.18%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は5月16日から11月15日までで、株主還元の充実を図ることが目的という。
同時に発表した24年3月期連結業績予想は、売上高34億~37億円(前期比45.4~58.2%増)、営業利益2億~3億円(同3.4~5.1倍)を見込む。セキュリティーツール製商品群の需要の高まりを背景に、SASEプラットフォーム「Cato SASE Cloud」の引き合いが増加していることに加えて、働き方改革支援製品「Eye“247”Work Smart Cloud」の需要も更に伸長すると予想。また、子会社GHIに対するIT人材需要が堅調であることも寄与する。
なお、23年3月期決算は、売上高23億3800万円(前の期比39.0%増)、営業利益5800万円(前の期5700万円の赤字)だった。