サニーサイドが大幅3日続落、23年6月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
サニーサイドアップグループ<2180>が大幅安で3日続落となっている。15日の取引終了後、23年6月期の連結業績予想について、売上高を165億円から176億円(前期比8.7%増)へ、営業利益を10億円から12億円(同56.3%増)へ、純利益を6億4000万円から6億7000万円(同15.3%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を13円から15円(前期12円)へ引き上げたが、株価は4月以降上昇基調にあっただけに材料出尽くしとみた売りが出ているようだ。
IP(知的財産)を活用した販促企画が伸長したセールスアクティベーション事業を中心に、売上高が想定を上回って推移していることに加えて、セグメント損失解消を前提条件としていたフードブランディング事業が順調に進捗していることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(22年7月~23年3月)決算は、売上高140億700万円(前年同期比15.8%増)、営業利益11億2000万円(同34.6%増)、純利益6億7300万円(同15.0%減)だった。