アエリアが急伸し４連騰、第１四半期経常益１０倍化を材料視
アエリア<3758>が急伸し４連騰。１５日の取引終了後、２３年１２月期第１四半期（１～３月）の連結決算を発表した。売上高は前年同期比３４．１％増の５８億７８００万円、経常利益は同１０倍の５億３６００万円だった。大幅な増収増益となったことが材料視されたようだ。
経常利益の通期計画に対する進捗率は、第１四半期ながら約６０％に上った。アセットマネージメント事業では、前期以前に仕入れた用地の開発が完了し、販売フェーズに移行したことで売上高と営業利益が増加した。ＩＴサービス事業はアフィリエイトプラットフォーム事業を展開するファーストペンギンでの決済代行収益と広告収益が減少したものの、全体では営業増益となった。更に、アエリア出資の投資事業有限責任組合の運用益１億７０００万円を営業外収益として計上したことも利益の押し上げ要因となった。