Kaizen Platform---1Qは2ケタ増収、ハイウェル社の連結開始により売上高増

材料
2023年5月16日 15時11分

Kaizen Platform<4170>は15日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比45.3%増の10.82億円、営業損失が0.33億円(前年同期は0.44億円の利益)、経常損失が0.43億円(同0.30億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.77億円(同0.17億円の利益)となった。

今期より、従来のDX/UX、動画というセグメントから、クロスセルを狙った統合提案の強化に向けて、デジタルマーケティング領域の課題解決を支援するグロースセグメント、そしてコンサルティングや人材開発支援によってDX推進を支援するトランスフォーメーションセグメントの2つに組織を再編している。

グロースセグメントの売上高は前年同期比13.3%減の5.98億円、セグメント損失は0.45億円(前年同期は0.23億円の利益)となった。旧動画セグメントのターンアラウンドにより、売上とアカウントは減少したものの、既存顧客へのクロスセルが進み、ARPUは向上している。引き続き、グループ会社のディーゼロを含めた統合提案の強化によって、グロースセグメントの成長を目指していくとしている。

トランスフォーメーションセグメントの売上高は同792.6%増の4.83億円、セグメント利益は同39.9%減の0.12億円となった。グループのハイウェルの連結が開始となり、アカウント数と売上共に大幅に伸長している。新たに加わったSESで新規アカウントの獲得を伸ばしつつ、昨今注目の集まるAIを積極的に取り入れることでクロスセルの推進に繋げていくとしている。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比68.7%増の45.00億円、EBITDAが同26.5%増の2.00億円、営業利益が0.30億円、経常利益が0.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.