日本コンピュータ・ダイナミクス---23年3月期は2ケタ増収増益、3セグメントいずれも約10%の増収を果たす

材料
2023年5月16日 16時08分

日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は15日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.2%増の228.53億円、営業利益が同32.5%増の11.95億円、経常利益が同26.7%増の12.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.7%増の6.72億円となった。

システム開発事業の売上高は前期比10.5%増の92.43億円、営業利益は同1.2%増の10.33億円となった。保険会社の新商品のシステム開発案件を獲得したことに加え、業務効率化やコスト削減意識の高まりを背景とした、会計シェアードサービスやワークフローシステム導入案件の獲得などがあった。

サポート&サービス事業の売上高は前期比13.0%増の68.92億円、営業利益は同13.5%増の7.03億円となった。大手企業の情報システム部門のアウトソーシング案件において、業務領域が拡大した。また、保険会社のクラウド関連等の新規案件を受注した。

パーキングシステム事業の売上高は前期比9.9%増の66.75億円、営業利益は同81.1%増の8.17億円となった。機器販売は、半導体不足による機器調達への影響は収束に向かったものの、前期比で下回った。一方、駐輪場利用料収入は、鉄道および商業施設利用の回復に加え、料金改定の効果も寄与したことにより、感染症による行動制限等がなかった2020年3月期の水準を上回った。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の235.00億円、営業利益が同17.1%増の14.00億円、経常利益が同15.5%増の14.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.4%増の8.50億円を見込んでいる。

《AS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.