Appier Group---既存顧客に加えて地域及び顧客業種の拡大による新規顧客から売上収益が拡大

材料
2023年5月16日 17時41分

Appier Group<4180>は15日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比32.3%増の55.52億円、EBITDAは同47.2%増の3.86億円、営業損失は0.31億円(前年同期0.03億円の利益)、税引前損失は0.12億円(同0.27億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は0.34億円(同0.46億円の損失)となった。

当第1四半期の売上収益は増収となった。これは、アップセル・クロスセルによる既存顧客からの売上収益の拡大、地域及び顧客業種の拡大による新規顧客からの売上収益の拡大によるもの。また、2023年3月におけるARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)は216.20億円となり、2022年3月の157.58億円からの成長率は37.2%となった。

当第1四半期の売上総利益は前年同期比32.4%増の27.81億円となり、売上総利益率は50.1%(前年同期は50.1%、為替要因控除後では50.7%)となった。事業規模の拡大及び為替影響により、営業費用(販売及びマーケティング費用、研究開発費、一般管理費)の金額は増加しているが、販売及びマーケティング費用及び一般管理費の売上収益に対する比率は低下した。研究開発費は為替影響及び生成AI等に関する研究開発活動の強化により、売上収益比率が前年同期比で0.7%ポイント上昇した。為替要因控除後では営業費用(販売及びマーケティング費用、研究開発費、一般管理費)の売上収益に対する比率は前年同期比51.3%から49.7%へ1.6%低下し、継続的にオペレーティングレバレッジの効果が示され、前年同期比に引き続き営業黒字を維持している。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比31.0%増の254.54億円、EBITDAは同71.9%増の23.42億円、営業利益は同964.3%増の5.35億円、税引前利益は同634.6%増の8.15億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は7.18億円とする期初計画を据え置いている。

《AS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.