明日の為替相場見通し=ドル138円台へ切り上げなるか
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ドルの138円台へのレンジ切り上げがなるかが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=137円50~138円30銭。
米債務上限問題に対する警戒感が後退するなか、ドル高・円安が進行。欧州時間に入り一時137円94銭前後まで上昇し、3月8日につけた年初来高値(137円91銭前後)を上回ってきた。ここから一段のドル高・円安が進行し138円台への切り上げが本格的に進むかが注目されている。米債務上限問題を巡る状況に加え、今晩発表の米新規失業保険申請件数の結果が関心を集めている。また、米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米4月景気先行指標総合指数が発表されるほか、ジェファーソンFRB理事の講演なども注目される。