エヌビディアが4日続伸 向こう10年で株価は5倍との声も=米国株個別
エヌビディア<NVDA>が4日続伸。今年に入ってIT・ハイテク株への資金流入が復活する中、同社株は最も人気を集めている銘柄の1つとなっている。今年は人工知能(AI)関連の銘柄に注目が集まっており、マイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>、アマゾン<AMZN>など大手IT銘柄への関心が高まっているが、それ以上に期待されるAI関連銘柄として、同社株を一押しする向きは多い。AIの進展には同社のGPUは欠かせないアイテムと見られており、ファンドマネジャーからは向こう10年で株価は5倍になる可能性も指摘されている。
同社は来週、2-4月期(第1四半期)の決算発表を予定しており、売上高の56%を占めるデータセンター部門の好調な結果とガイダンスが期待されている。しかし、2月の前回決算発表から株価はすでに30%超上昇しており、前向きな見通しを示したとしても、現在の株価はフェアバリューにあるとの指摘も出ている。
(NY時間10:53)
エヌビディア<NVDA> 310.91(+9.13 +3.03%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美