ネットフリックスの上げ目立つ 広告付き低価格プランのMAUが500万人に到達=米国株個別
きょうもIT・ハイテク株に資金が流入する中、特にネットフリックス<NFLX>の上げが目立っている。同社はきのう、広告付き低価格プランの月間アクティブユーザー(MAU)が導入後6カ月で500万人に達したとイベントで発表した。月額7ドルと、最も人気の高いプランの半額未満に価格を抑えた広告付きプランは、特に米国内で動画配信の新規顧客開拓が一段と難しくなる中で成長を目指して導入された。
MAUには加入者のほかサービスを共有する人も含まれるが、広告付きプランが低調なスタートを切ったのではないかとの一部の懸念は、今回の発表で一部払拭される可能性がある。同社の世界の有料会員数は1-3月期末時点で2億3300万人。
アナリストは、「同社のアップデートをポジティブに捉え、有料の共有機能が第2四半期に更に広範囲に展開されるとの経営陣の発言に安心感を覚えた」と述べている。
(NY時間14:30)
ネットフリックス<NFLX> 372.83(+32.87 +9.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美