パレモ・HDはカイ気配スタートで200円台回復、業績回復鮮明で疑義注記を解消
パレモ・ホールディングス<2778>はカイ気配スタートで200円台を回復し、急速に底値圏離脱の動きをみせている。婦人衣料や雑貨をチェーン展開している。筆頭株主は西松屋チェーン<7545>で、協業に向けた動きも模索している。足もとの業績は回復色を強めており、23年2月期に営業損益が5億2700万円と黒字化(前の期実績は7億900万円の赤字)を達成し、続く24年2月期は前期比21%増の6億3500万円を見込んでいる。そうしたなか、18日取引終了後、23年2月期決算短信に記載されていた「継続企業の前提に関する注記」を解消することを発表した。また、営業店舗の賃貸借契約の解約等に伴う補償として今期第3四半期に受取補償金1億6800万円を特別利益に計上する見込みであることも併せて発表しており、これを材料視する買いが集中している。