豊田合は軟調、北米でのエアバッグ部品関連の車両リコールを嫌気
豊田合成<7282>は軟調。18日の取引終了後、米国子会社が製造した運転席用エアバッグを搭載するゼネラル・モーターズ<GM>の車両に関し、米国とカナダ当局からリコールが公表されたと発表した。業績への影響を懸念した売りが出たようだ。
ゼネラル・モーターズが2014年から17年に製造した3車種について、エアバッグのガス発生装置に異常が生じる恐れがあるため。米ARC Automotiveで製造され、豊田合の米国子会社に納入された。リコールが公表された台数は米国が約99万台、カナダが約4万台。同社はリコールに伴う今期の業績への影響を合理的に算出することは現時点では困難とし、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとした。