株価指数先物【引け後コメント】 過熱を抑えながら上昇が続くことで、ピーク感は高まりづらい

市況
2023年5月19日 18時33分

大阪6月限

日経225先物 30900 +310 (+1.01%)

TOPIX先物 2165.5 +8.0 (+0.37%)

日経225先物(6月限)は前日比310円高の3万900円で取引を終了。寄り付きは3万910円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万905円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後には、ナイトセッションで付けた高値3万940円まで買われた。ただし、ナイトセッションの高値を超えられず、買い一巡後は利益確定売りで3万680円まで上げ幅を縮めたものの、2021年の高値水準での底堅さが見られた。前場終盤にかけて買い戻され、ランチタイムでは3万860円~3万920円辺りで推移。後場に入り3万760円まで上げ幅を縮めたが、終盤にかけてはショートカバーが強まり、高値圏で取引を終えた。

日経平均株価はギャップスタートで21年9月高値を上放れ、バブル後の戻り高値を更新。買い一巡後は指数インパクトの大きい値がさ株の一角が利食いに押されたこともあり、上げ幅を縮めていた。ただし、日経平均株価も21年9月高値水準での底堅さが見られており、戻り待ち狙いの買い意欲の強さが窺えた。

日経225先物はこう着とはなったが、海外投資家による日本株選好は継続しているようだ。過熱感からショートは入りやすいが、目立った調整を見せておらず、その後のショートカバーにつながっている。また、日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新するなか、出遅れている海外ファンドによる資金流入は継続すると考えられる。

テクニカル面ではボリンジャーバンドの+2σと+3σの切り上がりに沿ったトレンドを継続しているが、+2σは3万670円、+3σは3万1430円辺りに上昇している。本日は利食いに押される局面で+2σ水準まで軟化するなど、過熱を抑えながら上昇を継続することで、ピーク感は高まりづらいだろう。短期的な調整を意識しつつも、+2σ水準での底堅さが見られるようだと、押し目狙いのロングでの対応となろう。

NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。14.11倍辺りに位置する52週移動平均線を明確に上放れてきた。出遅れている海外ファンドの資金流入が意識されるなか、日経平均型のインデックス買いが中心になると考えられ、昨年8月高値14.58倍をターゲットとしたNTロングに向かわせよう。

なお、手口面では、日経225先物は大和が930枚、日産が800枚、ゴールドマンが540枚、BofAが490枚程度の売り越しに対して、バークレイズが1070枚、ドイツが930枚、JPモルガンが570枚、フィリップが460枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はSMBC日興が2440枚、BNPパリバが1110枚、HSBCが910枚程度の売り越しに対して、ソジェンが970枚、SBIが830枚、ドイツが780枚、BofAが660枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.