インテルは逆行安 エヌビディアの好決算で逆に懸念が高まる=米国株個別
本日はエヌビディア<NVDA>の決算を受けて半導体関連株に軒並み買いが膨らんでいるが、インテル<INTC>は売りが強まり逆行安となっている。インテルには、企業のデータセンターの予算が、同社の強みである中央処理装置から、エヌビディアが独占するグラフィックス処理装置へとシフトしているのではとの懸念が高まっている。エヌビディアのフアンCEOは決算説明会で「コンピューター業界は世界のデータセンターの再編成の始まりにある」と述べていた。
アナリストはデータセンター内でのAI関連の需要がもたらすリスクを指摘しつつ、インテルにとってエヌビディアの決算は複雑だと指摘。AI投資の高まりは短期的に、データセンターの需要を共食いする可能性が高いという。
(NY時間14:00)
インテル<INTC> 27.50(-1.51 -5.19%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美