ギャップが決算受け時間外で14%高 コスト削減策が改善につながる=米国株個別

材料
2023年5月26日 6時13分

アパレルのギャップ<GPS>が引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想範囲内の減収となった一方、1株利益が予想外の黒字を計上した。粗利益率も予想を上回り、コスト削減策が業績改善につながったことが示された。

航空運賃の下落と値引きの減少が一因と述べている。人員を削減し、経費を切り詰めた。また、在庫が27%減少し、2四半期連続の減少となった。過剰商品で苦労していたことを考慮すれば、これも好ましい兆候。

同社のマーティン暫定CEOは声明で「われわれはの重要な変化を促進するために必要な行動を取り続けた。最終的な長期的安定を達成するための道を取り戻す」と述べた。

時間外で株価は14%の大幅高。

(2-4月・第1四半期)

・既存店売上高:-3.0%(予想:-3.0%)

オールドネイビー:-1.0%(予想:-2.7%)

ギャップ・グローバル:+1.0%(予想:-2.2%)

バナナリパブリック:-8.0%(予想:-4.2%)

アスリータ:-13%(予想:-7.5%)

・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:-0.16ドル)

・売上高:32.8億ドル(予想:32.8億ドル)

・粗利益率(調整後):37.1%(予想:34.6%)

・営業利益率:-0.3%(予想:-1.8%)

(5-7月・第2四半期見通し)

・売上高:1桁台半ばから後半の減少

・粗利益率:前年から上昇

(通期見通し)

・売上高:1桁台前半から半ばの減少

・粗利益率:前年から上昇

(NY時間17:02)時間外

ギャップ<GPS> 8.50(+1.08 +14.56%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.