東京為替:ドル・円は139円後半、方向感は乏しい

通貨
2023年5月31日 12時20分

31日午前の東京市場でドル・円は方向感の乏しい展開となり、139円後半でもみ合った。日経平均株価の軟調地合いで円売りは後退し、主要通貨は対円で軟化。中国株安も円買いを支援した。一方、米金利は低下したが、ドルへの買いも観測され、対円では下値が堅い。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は139円61銭から139円91銭、ユーロ・円は149円56銭から150円11銭、ユーロ・ドルは1.0700ドルから1.0735ドル。

【要人発言】

・植田日銀総裁

「景気面で引き締めをしたくない半面、インフレ放置もできず難しいかじ取り迫られる」

「物価動向、様々な指標を丁寧に分析し基調を見極めることが非常に重要」

・ロウ豪準備銀行総裁

「低い生産性がインフレ見通しにとって問題」

「インフレ率を目標に向け低下させるために引き続き真剣に取り組んでいる」

「インフレ期待は安定しているが過信すべきではない」

「インフレが根付けば金利や失業率の上昇を招く」

【経済指標】

・日・4月鉱工業生産指数速報値:前月比-0.4%(予想:+1.4%、3月:+1.1%)

・中・5月製造業PMI:48.8(予想:49.5、4月:49.2)

・中・5月非製造業PMI:54.5(予想:55.2、4月:56.4)

・豪・4月消費者物価指数:前年比+6.8%(予想:+6.4%、3月:+6.3%)

《TY》

提供:フィスコ

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