オンコリスがカイ気配、テロメライシンとペムブロリズマブ併用のフェーズ2試験結果を材料視
オンコリスバイオファーマ<4588>がカイ気配スタート。6日の取引終了後、米国臨床腫瘍学会において、胃がん及び胃食道接合部がんを対象とした、テロメライシン(OBP―301)とペムブロリズマブを併用したフェーズ2試験の最新結果が発表されたと開示した。安全性については良好な忍容性が確認されたなどとしており、材料視されたようだ。
対象患者16例中3例で臨床効果が確認され、次の臨床試験ステージへ進む条件を達成したという。同社は難治性の胃がん及び胃食道接合部がんを対象としたテロメライシンと免疫チェックポイント阻害剤のフェーズ2試験を今年後半に開始する計画で、免疫チェックポイント阻害剤を販売する海外製薬会社との共同開発体制の構築に向けた協議も進めていく。