ダウ先物は小動き　前日同様に方向感のない展開で始まりそうな気配も＝米国株

米株価指数先物（6月限）(NY時間08:55)

ダウ先物　33627（+10.00　+0.03％）

S＆P500　4292.75（+3.00　+0.07％）

ナスダック100先物　14594.50（+8.00　+0.05％）

米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック１００とも小動きで推移しており、前日同様に方向感のない展開で始まりそうな気配も出ている。先週の大幅高で一服感も指摘されている。ただ、下押す動きもない状況に市場からは前向きな声も出ている。

「大きな上昇の後に急落することなく、緩やかな上昇を続けることは、今後さらに良いニュースが続くことを示唆している。戻り売りを拒んでいるという事実に非常に強気になる」といったコメントも聞かれた。

市場は来週のＦＯＭＣは据え置きを見込んでいるものの、７月には利上げが実施されると見ている。一方、先週の米雇用統計などこのところの指標を受けて、ソフトランディングへの期待も混在している状況。

一方、ＩＴ・ハイテク株はここに来て買い疲れも出ているようだ。市場が年内の利下げ期待を後退させ、ＦＲＢが高金利を長く維持する可能性を見込む中で、それはいずれＩＴ・ハイテク株の重荷になってくるとの指摘が出ている。ＩＴ・ハイテクといった成長企業は将来の期待キャッシュフローを価値としていることから、高金利が続けば、勢いにブレーキがかかるという。

(NY時間09:05)　時間外

アップル<AAPL>　178.83(-0.38 -0.21％)

マイクロソフト<MSFT>　332.46(-1.22 -0.37％)

アマゾン<AMZN>　126.72(+0.11 +0.09％)

アルファベット<GOOG>　127.65(-0.26 -0.20％)

テスラ<TSLA>　228.21(+6.90 +3.12％)

メタ・プラットフォームズ<META>　270.45(-0.67 -0.25％)

AMD<AMD>　124.53(+0.30 +0.24％)

エヌビディア<NVDA>　387.80(+1.26 +0.33％)

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美