オックスフォード・インダストリーズが決算受け下落 ガイダンスを嫌気=米国株個別
アパレル製造のオックスフォード・インダストリーズ<OXM>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスを嫌気している模様。第2四半期に予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。
同社のチャブCEOは声明で「四半期が進むにつれて、マクロ経済の圧力により消費者の裁量的支出がより慎重になり、市場において高水準の販促活動が見込まれる」と述べた。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):3.78ドル(予想:3.75ドル)
・売上高:4.20億ドル(予想:4.18億ドル)
・粗利益率(調整後):65.5%(予想:64.7%)
・商品在庫:1.80億ドル
(5-7月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):3.30~3.50ドル(予想:4.12ドル)
・売上高:4.15~4.35億ドル(予想:4.41億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):10.80~11.20ドル(従来:11.50~11.90ドル)(予想:11.75ドル)
・売上高:15.9~16.3億ドル(従来:16.2~16.6億ドル)(予想:16.4億ドル)
【企業概要】
アパレルやその他ライフスタイル製品のデザイン・調達を行い、米国内外で販売。男性用・女性用のスポーツウェアをはじめとする衣料品、およびサングラス・ベルト、その他小物類を高級デパートや専門店・小売店・ウェブサイトを通じて販売する。保有ブランドは「トミー・バハマ」と「リリーピュリッツァー」
(NY時間10:05)
オックスフォード・インダストリーズ<OXM> 100.84(-6.37 -5.94%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美