株価指数先物【昼のコメント】 SQは買い越しで3万2000円回復し、センチメント改善につながる

市況
2023年6月9日 12時02分

日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の3万2070円(+1.48%)前後で推移。寄り付きは3万1950円と、シカゴ日経平均先物(3万1835円)を上回りギャップアップで始まった。その後3万1840円まで上げ幅を縮めたものの、現物の取引開始後にはリバウンド基調が強まり、一時3万2200円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は強弱感が対立する格好となったが、節目の3万2000円を上回って推移している。

日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σまでの調整を経て、理想的な反発となったことで、これまでの+1σと+2σに沿った上昇トレンドを継続。米国市場の上昇が支援材料となったほか、SQに絡んだ商いでは金額(推定)で日経平均型が約1500億円、TOPIX型は約300億円の買い越し。SQ値は概算で3万2018円38銭となった。SQ値を上回っての推移は、センチメントの改善につながろう。SQ値が支持線として意識されやすく、3万2000円接近では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で14.48倍に上昇した。NT倍率もボリンジャーバンドの+1σ水準での推移を見せた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.