決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … コーセーRE、不二電機、ティーライフ (6月2日~8日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 コーセーRE <3246>
24年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の2.8億円に急拡大したが、通期計画の16.7億円に対する進捗率は17.2%にとどまり、5年平均の24.3%も下回った。
★No.2 不二電機 <6654>
24年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.0%増の1.1億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の1.4億円に対する進捗率は80.3%に達し、5年平均の51.8%も上回った。
★No.3 アマガサ <3070>
24年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益は9600万円の赤字(前年同期は1億5600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3246> コーセーRE 東S +4.37 6/ 8 1Q 124.22
<6654> 不二電機 東S +2.12 6/ 6 1Q 31.03
<3070> アマガサ 東G +0.38 6/ 8 1Q 赤縮
<3172> ティーライフ 東S +0.36 6/ 2 3Q -12.65
<7265> エイケン工業 東S +0.18 6/ 5 上期 -62.05
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース