決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … コーセーRE、不二電機、ティーライフ (6月2日~8日発表分)

特集
2023年6月10日 15時00分

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 コーセーRE <3246>

24年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の2.8億円に急拡大したが、通期計画の16.7億円に対する進捗率は17.2%にとどまり、5年平均の24.3%も下回った。

★No.2 不二電機 <6654>

24年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.0%増の1.1億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の1.4億円に対する進捗率は80.3%に達し、5年平均の51.8%も上回った。

★No.3 アマガサ <3070>

24年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益は9600万円の赤字(前年同期は1億5600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<3246> コーセーRE  東S   +4.37   6/ 8   1Q   124.22

<6654> 不二電機    東S   +2.12   6/ 6   1Q    31.03

<3070> アマガサ    東G   +0.38   6/ 8   1Q    赤縮

<3172> ティーライフ  東S   +0.36   6/ 2   3Q   -12.65

<7265> エイケン工業  東S   +0.18   6/ 5  上期   -62.05

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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