Rフィールドが続伸、今期経常41%増益・1円増配計画を好感
ロック・フィールド<2910>が続伸している。前週末9日の取引終了後、23年4月期の連結決算発表にあわせ、今期の業績予想を開示した。経常利益は前期比41.2%増の22億800万円と大幅な増加を見込むほか、年間配当は同1円増配の23円を計画しており、これらを好感した買いが株価の支えとなった。
今期の売上高は同4.0%増の519億5000万円となる見通し。郊外の駅ビルや商業施設、都心部における再開発エリアへ7店舗の新規出店を計画する。原材料費が高止まりするなか、商品の価格改定により、増加するコストの吸収にも取り組む。23年4月期は、売上高が前の期比6.1%増の499億7000万円、経常利益が同28.4%減の15億6400万円と、従来の予想をそれぞれ上回って着地した。