アジア株 上海香港は軟調、中国経済停滞懸念が重石 GSは中国不動産セクターの「L字型」回復を予想
アジア株 上海香港は軟調、中国経済停滞懸念が重石 GSは中国不動産セクターの「L字型」回復を予想
東京時間11:20現在
香港ハンセン指数 19322.82(-67.13 -0.35%)
中国上海総合指数 3221.72(-9.69 -0.30%)
台湾加権指数 16960.10(+73.70 +0.44%)
韓国総合株価指数 2631.95(-9.21 -0.35%)
豪ASX200指数 7122.51(休場)
アジア株はまちまち、今週は米消費者物価指数とFOMCが予定されているほか、中国一連の指標も発表されることから、重要イベントを前に積極的な売買は手控えられている。
香港株・上海株は軟調、中国の経済停滞懸念が重石。
米ゴールドマンサックスは不動産市場の低迷が中国の経済成長の足かせになると指摘、不動産セクターが今後数年間で「L字型」回復すると予想した。また、米シティは流動性の状況が厳しいことを理由に、一部の不動産株の収益予想と目標株価を引き下げた。
香港市場では龍湖集団や碧桂園控股など不動産株がの軒並み下落している。不動産会社の広州富力地産は3.6%安、シティが目標株価を1.65香港ドルから1.20香港ドルに引き下げた。遠洋集団控股は2.9%安、シティが目標株価1.15香港ドルから0.63香港ドルに引き下げ。
中国金融緩和期待は広がっている。一部では今週、中期貸出制度(MLF)1年物金利の引き下げが予想されている。