アスカネットが急落、24年4月期は2ケタ営業減益で減配見込む
アスカネット<2438>が急落している。前週末9日の取引終了後に発表した24年4月期単独業績予想で、売上高73億3000万円(前期比5.1%増)、営業利益4億9500万円(同15.4%減)、純利益3億5300万円(同26.7%減)と2ケタ営業減益を見込み、年間配当予想で前期比2円減の7円を予定していることが嫌気されている。
フォトブック事業でBtoBや自社BtoCは堅調な増加を想定する一方、OEMは厳しい環境が継続するものと予想。また、遺影写真など画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを提供するフューネラル事業は2年間続いた全国的な葬儀件数の増加が落ち着くと想定しセグメント利益の減少を見込む。
なお、23年4月期決算は、売上高69億7600万円(前の期比10.2%増)、営業利益5億8500万円(同33.0%増)、純利益4億8200万円(同45.0%増)だった。