マクロの見通しから、来年の米企業利益のアナリスト予測は少し楽観的との指摘=米国株
先ほど発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて、米株式市場は本日も上昇して始まりそうな気配となっている。
米大手銀のストラテジストによると、市場のアナリストによる今年の米企業の利益見通しは現実的とは思われるものの、マクロ経済の見通しを考慮すると、来年度の予測は少し楽観的だと指摘している。
同ストラテジストは景気後退の中で来年の米企業の純利益の伸びを5%程度の増益と予想しているという。その一方でアナリストのコンセンサスは売上高と営業利益率の力強い伸びにより10.6%の増益を見込んでおり、これはソフトランディングのシナリオにより近いと述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美