NY外為:ドル・円一時140円台回復、日米金利差拡大観測根強く

通貨
2023年6月14日 1時54分

NY外為市場でドル・円は一時140円11銭まで上昇した。日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りが加速。米5月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化も米連邦準備制度理事会(FRB)が注目のコア指数の伸び鈍化ペースは想定以上に遅く利上げサイクルの停止にはまだ遠いとの見方が強まった。

ユーロ・円は150円24銭から151円25銭まで上昇し5月来の高値を更新。欧州中銀は今週開催の定例理事会で追加利上げが予想されており、日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い・円売りが優勢となった。ポンド円は176円65銭まで上昇し2016年1月来の高値を更新。英国の賃金の伸び拡大で、英中銀の追加利上げ観測が強まり日英金利差拡大観測にポンド買い・円売りにも拍車がかかった。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.