NY外為:ドル安値圏でもみ合う、FOMC結果待ち

通貨
2023年6月15日 2時17分

NY外為市場でドルは安値圏でもみ合いとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表待ち。インフレ鈍化を受け、FRBは今回の会合で金利を据え置く見通し。金融政策決定する上で重要なインフレ指標の消費者物価指数(CPI)の5月分や生産者物価指数(PPI)の5月分は物価鈍化基調を証明したため利上げ休止観測が強まった。

年内の追加利上げの可能性を巡る見通しは分かれている。ドル指数は102.66まで下落し5月11日以来の安値を更新。ドル・円は140円00銭から139円29銭まで下落後、139円35-40銭の安値圏でもみ合い。ユーロ・ドルは1.0803ドルから1.0864ドルまで上昇し高止まり。ポンド・ドルは1.2645ドルから1.2699ドルまで上昇した。

《KY》

提供:フィスコ

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