ツバキナカはウリ気配、23年12月期業績予想と配当計画を下方修正
ツバキ・ナカシマ<6464>がウリ気配スタートとなっている。同社は16日取引終了後、23年12月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを90億円の黒字から45億円の黒字(前期は90億6500万円の赤字)に下方修正したほか、年間配当計画を18円減額の30円(中間配当13円、期末配当17円)にすると発表したことが嫌気されているようだ。
売上収益予想は860億円から800億円(前期比1.2%増)に引き下げた。自動車生産台数の回復の遅れや世界的な工作機械受注の落ち込み、納入先の在庫調整などに加え、損益面ではオランダのスタンピング部品工場閉鎖に伴う費用及び需要減が影響するとしている。