マクドナルドは強含みもみ合い、都心部184店舗で商品値上げを発表し注目集まる
日本マクドナルドホールディングス<2702>が小幅ながら4日続伸、前日終値近辺で売り買いを交錯させ、強含みもみ合いの展開となっている。外食産業は原料価格の高騰や人件費の上昇などで利益採算の維持に苦労しており、値上げの動きが相次いでいる。そうしたなか、同社は7月19日から都心部に立地する184店舗(全体の約6%)で商品を値上げすることを発表した。これにより店舗運営コストの上昇を相殺する狙い。同社の売り上げ自体は好調な推移が続いており、今月上旬に発表された5月の既存店売上高は前年同月比で5.2%増と35カ月連続で前年実績を上回っている。