セックは続伸、国際宇宙ステーション船内ドローン「Int-Ball2」の開発に協力
セック<3741>は続伸している。20日の取引終了後、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の自律移動型船内カメラ「Int-Ball」の後継機である「Int-Ball2」の開発に協力したと発表しており、好材料視されている。
「Int-Ball2」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めてきた宇宙飛行士を支援する船内ドローンで、今年6月6日に国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられ、今夏以降、日本実験棟「きぼう」内で順次動作確認が実施される予定となっている。同社では、JAXAからの委託を受けて「Int-Ball2」に内包されている各種ソフトウェアを統括するシステム統合ソフトウェア、軌道上のInt-Ball2から受信した遠隔監視データを可視化し、遠隔操作する地上運用支援システムの開発を担当。また、Int-Ball2のメイン機能である撮影機能も開発を担当し、軌道上で撮影された動画の地上でのストリーミングを実現しているという。