株価指数先物【昼】 3万3000円に接近するなか、押し目待ち狙いの買いが強まる

市況
2023年6月21日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の3万3490円(+0.44%)前後で推移。寄り付きは3万3060円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3105円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行した。ただし、寄り付きを安値にリバウンド基調が強まり、中盤にかけて3万3440円まで上昇。買い一巡後は3万3320円~3万3440円処で保ち合い、前引け間際にレンジを上放れると3万3490円まで買われた。

日経225先物は、3万3000円に接近するなか、昨日同様に押し目待ち狙いの買いが強まった。テクニカル面では、サポートとして機能しているボリンジャーバンドの+1σに接近してきたこともあり、理想的なタイミングでの反発であろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.61倍に上昇した。ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が連日で年初来高値を更新したほか、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株が買われており、日経平均株価をけん引する格好である。

日経225先物はオプション権利行使価格の3万3500円近辺までのリバウンドを見せたことで、いったんは達成感が意識されそうである。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えていることも利食いに向かわせやすいだろう。一方で、3万3500円を明確に上回ってくるようだと、ショートカバーが強まり、その上の権利行使価格である3万3750円辺りがターゲットになりそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.