アイシンはしっかり、SOECによる水素製造技術開発がNEDO研究開発事業として採択
アイシン<7259>はしっかり。午後0時50分ごろ、固体酸化物形電解セル(SOEC)による水素製造技術開発が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「地域水素利活用技術開発」プロジェクトに採択されたと発表しており、好材料視されている。
今回採択されたテーマ「工場/事業所の未利用低温排熱を活用したSOECによる水素製造技術開発」は、日本特殊陶業<5334>及び九州大学と連携して研究を進めているもの。SOECは、太陽光発電等の再生可能エネルギー由来の電気を使い、クリーンな水素を高効率で製造することができるシステムであり、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム typeS」の開発で培った熱マネジメント技術を活用することで、より高効率なSOECの開発を進め、25年度には自社工場、事業所で低温排熱の回収・水素製造の実証実験を行う予定としている。