テスラが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
テスラ<TSLA>が下落。米大手証券のアナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。同社が人工知能(AI)からどれだけの恩恵を受けるかに期待が高まっているが、株価は適正評価まで来ていると指摘。
エヌビディア<NVDA>大爆発の四半期を受け、AI関連銘柄は全般的にアウトパフォームしている。その中で同社株もAIマルチプル・プレミアムに巻き込まれたとしている。
テスラをAI企業として位置づけることには賛成だが、AIのあらゆる側面を1つのバケツにまとめることには反対だとしている。
テスラの株価が300ドルの水準に近づくにつれ、1回限りの自動車販売に留まらず、車両ネットワークやその他のサービスから得られる、ソフトウェア派生もしくは提供に伴う経常収益、つまりSaaSに基づくビジネスを株価は考慮しなければならないとも指摘した。
(NY時間09:34)
テスラ<TSLA> 253.89(-5.58 -2.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美